2018ワールドカップロシア大会が開幕して4日たちましたね。
毎夜熱い戦いで寝不足の人が多いのは間違いないでしょうね。
特に日本時間の6月16日午前3時にキックオフされた2016ユーロを制したポルトガル対前々回ワールドカップ王者スペインの対決は見応え充分な白熱した戦いでしたね。
そんな中で明日、我らが日本代表のコロンビアとの初戦が21時より行われます。
前回大会で1-4で負けてる相手ですし前回大会得点王のハメスロドリゲス選手も健在です。
厳しい戦いになるでしょうが全力で応援したいと思います。
さて今日はサッカーに携わる人が皆憧れるワールドカップに期待されながらも出場できなかった歴代の日本代表を見ていきたいと思います。
この記事の目次
ワールドカップ初出場を目指した歴代サッカー日本代表魂のゲームメーカー
1983年翌年のアメリカワールドカップ出場を目指して戦ったイラン戦は勝てばワールドカップ出場の大一番でした。
2-1でリードして後半アディショナルタイムを迎えた日本はラモス瑠偉から三浦知良へのパスをカットされカウンターを受けることになります。
後のテレビでこの時ラモス瑠偉は足に乳酸が溜まり自分の足ではないくらいに重かったと言ってます。
そして右からのクロスを決められて同点にされてワールドカップ初出場の夢はかないませんでした。このドーハの悲劇は有名ですが。
最初の一人は日本人より日本人らしいと言われ日本サッカーの技術だけではなく心も底上げしてくれた魂のゲームメーカー。
ラモス瑠偉 10 MF
元日本代表監督の岡田武史氏が当時上手な人間は必死にプレーーしなかったがラモス瑠偉は必死にプレーして走り回っていたとコメントしていました。
ボールタッチが柔らかくラモス瑠偉のプレーを見て足元ではなくスルーパスという空いたスペースへ流すパスを教わりました。
スルーパスともう一つの印象は試合中にいつも激を飛ばして怒ってるというイメージが強いです。
ビーチサッカーの日本代表監督に就任し2005、2009、2013年のビーチサッカーワールドカップに出場しています。
絶対にワ-ルドカップのピッチに立つべきだった日本代表の絶対エース
ドーハの悲劇から4年後1997年翌年のフランスワールドカップ初出場を目指した日本代表は中田英寿や名波浩を中盤に置き相手の裏を取るサッカーでアジア予選を戦っていきました。フランスワールドカップの大陸出場枠は3.5だったため最終予選グループAの2位日本とグループB2位のイランが勝てばわーるーどカップ出場負ければオセアニア1位とのプレーオフに回るという戦いの中90分戦って2-2の同点で延長戦に突入しVゴール方式で次に1点得点した方が勝ちという展開で何とか1点を挙げワールドカップ初出場を決めることができました。有名なジョホールバルの歓喜です。
ワールドカップ初出場に大きく貢献した日本の絶対的エースFW
三浦知良 11 FW
ワールドカップ直前のスイスでの最終合宿後のメンバー発表で「外れるのはカズ」とメンバーから漏れてしましました。
カズ、キングカズと称されることが多くブラジルに若くしてわたりシザースを使ったドリブルを得意としたストライカー並外れた精神力の持ち主で大一番には必ずと言っていいほど活躍し韓国戦には特に多くの得点を挙げています。
得点後のゴールパフォーマンスでは細かくステップを踏み両腕をぐるぐる回し最後に投げキッスやガッツポーズを繰り出すダンスが有名で通称カズダンスと呼ばれるものですが元ブラジル代表のカレカがゴール後サンバを踊るのを参考にしているようです。
ブラジルでは名門サントスFCでプレーしJリーグ創世記を読売ベルディで支えイタリアセリエAのジェノアでもプレーして初めてセリエAでプレーしたアジア人になりました。
代表キャップは89試合で55得点を挙げています。
ワールドカップ直前に代表を外された時の帰国後の会見では「日本代表としての誇り、魂みたいなものは向こうへ置いてきた」とコメントしています
2000年にトルシエ元代表監督から招集されたのを最後に代表には呼ばれていません。トルシエと出会って大きく考え方が変わって成長することができたと語っています。
現在51歳で現役プレイヤーとして日々怠らぬトレーニングを重ねています。
言動も生き方もとにかくカッコイイとしか形容しようがありません。
誰よりも日本代表を愛しワールドカップに出場したいと願い続けた選手だと思います。
ファンもワールドカップに出場して躍動しカズダンスを見たいと心から願った選手ではないでしょうか。
実力は申し分なし❗怪我に泣かされた天才達
全てのサッカーファンが期待しそれに応えたストライカーがいました。
決して多くを語らずプレーで語る❗そんなストライカーがドラゴン久保こと
久保竜彦 9 FW
高さとスピードを兼ね備えダイナミックなプレーで得点するそれまでの日本代表には居なかったタイプで派手なプレースタイルと寡黙なインタビューなどのギャップからも愛された選手です。
ドイツワールドカップを目指すジーコジャパンのエースでしたが腰痛と足首の怪我で調子が上がらず最終的に巻誠一郎が選ばれワールドカップに出場できなかった。
天才と呼ばれるプレイヤーは昔から元ガンバ大阪の磯貝であったりコンサドーレの小野伸二等がいますが、頭角を現したと同時に怪我に泣かされ続けた天才MF
山田直輝 MF
18歳で日本代表に選出され機敏な身のこなしに確実なプレー的確なポジション取りに献身的に守備もこなし足元のテクニックも抜群のまさしく天才と言われるにふさわしい選手でした。
とにかく怪我で泣かされ続けた選手です。代表戦での悪質なファールを受けての怪我もありました。
現在27歳で浦和レッズでプレーしています。今一度輝きを取り戻して欲しいですね。
2018ワールドカップロシア大会日本対コロンビア
のピッチには当然彼らは立っていません。
しかしキングカズの名言ではないですが日本代表の誇りとか魂みたいな物は今夜戦う現日本代表の選手達がしっかりと背負って戦ってくれるはずです。
コンディション抜群の全盛期の彼らが居ればという妄想に耽りつつ今夜の日本代表を応援するのもありかもしれませんね。
頑張れ日本代表!!