最近のキャンプブームは本当にすごいの一言ですね。
どこのキャンプ場も週末になれば人とテントで大賑わいな状況が続いています。
そんな中11月1日に体験型アウトドアショップとしてアルペングループが展開するキャンプアウトドア用品の専門店アルペンアウトドアーズが兵庫県明石市にオープンしました。
全国で10店舗目近畿地方では京都に次ぐ2店舗目ですがキャンプブームと相まってオープンから連日沢山の人が来店しているようです。
アルペンアウトドアーズの記事はまた書かせていただくとして今回は兵庫県の赤西渓谷について書かせていただきます。
秋の紅葉が色付き初めキャンプ場へと出掛けて行き焚き火をしながら紅葉を眺める。最高でしょうね。
この記事の目次
赤西渓谷ってどんなところ?
兵庫県宍粟市波賀町原にある「ひょうご森林浴50選」に選出季節と自然を感じる事の出来る渓谷です。
引原川と赤西川の合流地点が赤西渓谷の入り口となっていて赤西川に沿って林道が有りハイキングコースとしても人気なようです。
今の時期は特に木々の葉が色付き紅葉が楽しめるので多く人が訪れているそうです。
このような景色と共にキャンプが出来るなら人気があるのも納得できますね。
キャンプ場としての赤西渓谷
大変すばらしい景観でこの景色にテント焚火とくれば誰もが写真や動画に収めて人に見せたくなるしココ良いよと勧めたくなることでしょう。
しかし、実は多くのキャンパーがテントを設営しキャンプを楽しんでいる赤西渓谷はキャンプ場ではありません。
野営場でもないのです。
赤西渓谷を管理している兵庫森林管理署(兵庫県宍粟市山崎町今宿100-1)へ問い合わせたところ
皆さんがキャンプをされているのは認識しているが、なかなか厳しく取り締まれていないのが実情だそうです。
キャンパーがテントを設営して楽しんでいる場所は山の中のただの広場だという事らしいです。
今までは大きな事故もなかったためかキャンプ場ではないが黙認していたようです。
が、今年の5月に小火があり消防が出動し子供がやけどするという事案が発生したようです。
そこで焚火禁止、火気厳禁となったそうです。
実は私は赤西渓谷でキャンプした事がなくどうにかしてやりたい(お恥ずかしい(/ω\))と思って詳しく尋ねました。
直火じゃなく焚火台を使えば出来るのか ✖
テントを張ってコンロなどを使って調理しても良いか ✖
山の中なので普通に火気厳禁だという事でご理解ください。
という事でした。
赤西渓谷で今後はキャンプできないのか?
火を使わなければ大丈夫であるし車中泊などは特に問題ないような事を仰っていました。
ただキャンプ場ではないので上記の兵庫森林管理署へご自身でお問い合わせください。
赤西渓谷のキャンプyoutube
youtubeなどで赤西渓谷の動画はかなり上がっています。
勿論、焚火禁止と周知される前のものがほとんどですが中には焚火台を使ってすれば問題ないと焚火禁止を知ったうえでキャンプしたものを動画としてあげていたり焚火している動画の中で焚火をしながら焚火禁止になったと警鐘してる動画や
一番ひどいと私が感じたのは
「許可をもらって焚火しています」
兵庫森林管理署に問い合わせたところそんな許可はしていないそうです。
「自分の使っている焚火台は下から灰が落ちないので大丈夫」
そういう問題ではありません。
「直火はもってのほかですココはキャンプ場ではないんです」
あなたはテントはって焚火してますよ。
「マナーを守ってキャンプしましょう」
と言いながら自分を正当化しつつ動画を堂々とアップしている人がいてびっくりしました。
キャンパーのモラル
多くみられるのが一部のキャンパーがとかマナーの悪いキャンパーが居たために悪い結末になった。
と誰かのせいでこうなってしまったと他人に責任転嫁する人がほとんどです。
赤西渓谷だけでなく様々な場所でルールが変わるようなことが起きています。
「モラルのないキャンパーが」と他人のせいにするのではななく自分自身の行動ももう一度考え直していく必要があるかもしれませんね。
その場所場所に定められたルールがあって全てが焚火禁止だったり火気厳禁だったりするわけじゃないです。
決められたルールの中で皆が自然と周りを思いやって楽しくキャンプできるといいですね。
焚火禁止の場所でyoutubeの動員目的で焚火して動画を上げるような行為はコンビニのおでん動画や冷凍庫に入ってる人たちと差がないように思います。
まとめ
赤西渓谷は景観が素晴らしくひょうご森林浴50選に選出される程のとてもいい場所である。
今まで多くのキャンパーが焚火をしていたが焚火禁止、火気厳禁である。
焚火台を使おうが何を使おうが全面禁止です。
そもそもキャンプ場ではないということです。
きれいな自然を楽しみたいのはキャンプをする人達だけではないという事を理解した行動を心がけるようにしましょう。
おまけ
赤西渓谷は焚き火禁止ですがそれ以外のキャンプ場や野営場で焚き火をする際にはもちろん其の場所のルールを守った上で直火よりも焚き火台などを使用して安全に楽しむことをオススメします。
さらに焚き火台を使用しても焚き火台と地面の距離が近いとどうしても熱が地面に伝わり芝生が焦げたり最悪な場合は火災に繫がることもあります。
焚き火台の下に耐火シートなどを敷いて少しでも安全な状態を作ってから焚き火するようにしましょう。
焚き火に使った薪などは最後までしっかり燃焼させた(バカ炭にならないように燃やしきる)上で灰が鎮火(水などをかける)していることを確認して缶やゴミ袋で持ち帰りましょう。
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